木下みりんの行政書士一発合格ブログ

法律初心者の私が一年間の勉強で行政書士試験に一発合格した経験をお話できればと思います。

資格の大原 行政書士入門合格コースのよかった点


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①カリキュラム

大手だけあって、学習スケジュールを組むのがうまいと思いました。忙しい社会人にとって、自分で勉強スケジュールを組まなくてよい点は大きなメリットです。
土曜日の講義だけで、憲法、一般知識、民法行政法、商法会社法、重要科目演習、記述演習、試験委員会対策までカバーするカリキュラムはさすがでした。

個人的に民法は少し早い印象を受けましたが、一年間で全単元終わらせるならある程度のスピードは要求されますし、だらだらやると前勉強した範囲を忘れてしまうことも考えられるため、今振り返ると適切なスピードだったかと思います。

 

②小テスト、確認テスト

通学していると、節目で小テストや確認テストがあります。
小テストの実施の有無はクラスによりますが、確認テストは、各単元終了後に、全国の大原で実施され、全国順位と偏差値がでます。
自分の理解度を確認するよい機会になりますし、何よりテストに向けて勉強するので、勉強癖がつきます。
行政書士の試験範囲は膨大です。範囲の限られている小テスト・確認テストの勉強すらできない方に、合格は難しいと思います。
うまく利用して勉強癖を付けましょう。

 

③講義映像

講義を受けていると、聞き逃したり、理解が及ばずもう一度聞きたいとき、ありませんか。
資格の大原は、講義後、講義映像がウェブ上に公開されます。
インターネット環境と資格の大原専用のアカウントがあれば視聴できるので、もしものときも安心です。
私は二回ほど利用しました。
(一回目は民法表見代理が理解できなかったため、二回目は講義中私用で15分ほど席を外したところの穴埋めのため)
ただ、注意していただきたいのは、講義映像があるから教室での講義は話半分の理解でいい、とは思わないことです。
講義映像はあくまで、講義がどうしてもわからなかったり、訳あって講義に参加できなかったときのためのものです。
教室で講義を受けたあと、講義映像をのんびりみるくらいなら、その時間を問題集を解く時間に当てた方が有意義です。

 

まとめ

よかった点は以下3点です。

①カリキュラム
(自分で学習スケジュールたてなくてよい)
②小テスト、確認テスト
(嫌でも勉強癖がつく)
③講義映像
(万が一のための保険。頼りすぎに注意)

教育訓練給付金を申請しましょう


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教育訓練給付制度をご存知でしょうか。
働く人を対象に、一定の条件を満たすと、ハローワークで申請することで塾や通信教育費用の一部を国が負担してくれる制度です。


恥ずかしながら、私は大原に入学してしばらくするまで、この制度を知りませんでした。
知ったきっかけは、教室で、50歳くらいの受講生が講師の方に、「教育訓練給付金の申請をしたいが、確認テストで一定の成績をとれなかったので証明書を発行してもらえない。救済措置はないか。」という相談を耳にしたことです。
これを聞いた私は、確認テストで毎回9割は点数をとっていたため、もしかしたら申請できるのではと思い、確認しました。

しかし、残念ながら私は対象外でした。


ざっくりいうと、以下3点を満たしていないと申請できないんですね。


雇用保険に一定期間加入
②塾のコースが教育訓練給付金の対象
③修了証をもらうための一定の成績


私の場合、②が満たされていませんでした。
②は入学時期や講義の回数を踏まえて、塾側であらかじめ設定しています。
私は入学するときスルーしてしまいましたが、ちゃんと入学パンフレットに、教育訓練給付金の対象か否か記載されています。これから入学を検討している方は、ぜひチェックしてください。

ちなみに上記の50歳くらいのおじさんは、③が足りなかったようです。
ただ、③については、塾によっては救済措置があります。例えば、定期テストで点数がとれなくても後日再テストを実施してくれたり、一定の教材をこなすことで修了証を発行してくれることがあるので、詳細は塾に確認してみてください。

 

余談ですが、私は今年、宅地建物取引士の勉強を、通信教育の教材を使って行いました。
この通信教育は教育訓練給付金の対象だったので、忘れずに申請しましたよ。
これについては別途記載します。

演習用ノートについて


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私が勉強をするうえでよく使っていたのは単語帳、ふせん、ノートの3点です。
すべて100円ショップで購入しました。
単語帳、ふせんについては特記することはありませんが、ノートについては少し触れたいと思います。


私の場合、ノートは、主に民法の演習に使っていました。
民法では、多くの場合、状況を整理するために登場人物を図式化します。
その場限りの使用なので、ノートでなくても構いません。レポートパッドやルーズリーフでもOKです。
しかし、らくがき帳だけはおすすめしません
理由は、多くの場合、らくがき帳に使われている紙はノートに比べてざらついており、ペンの滑りが悪いからです。
図式化する際、滑りが悪いというのはストレスです。


枚数だけでいうと、らくがき帳はノート類に比べて多いのでお得にみえますが、書き心地とのバランスを考慮して選んでみてください。

通学をする上での心構え


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真面目に講義を受けていれば合格できるか

まず、真面目に講義を受けていれば合格できるとは思わない方がいいです。塾は、合格するための勉強を手助けするもので、塾があなたを合格させてくれるものではありません。
言い方をかえると、真面目に講義に参加するのは当然です。そのうえで、理解した内容を問題集等を解いて定着させなければ意味がありません。
つまり、塾以外の時間に、いかに勉強するかが大切です。
当たり前ですよね。努力なしに合格できるほど、行政書士試験は甘くありません。

 

ちなみに上記の考え方は、「僕たちは勉強ができない」の浪人ヒロインあしゅみー先輩がもとになっています。興味のある方は、勉強の息抜きがてら、読んでみてください。

 

行政書士試験の概要


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合格率

行政書士試験の合格率をご存知でしょうか。
直近3年間の合格率は以下の通りです。
2016年度 10.0%
2017年度 15.7%
2018年度 12.7%
上記より、10%前後で推移しています。
30人クラスの場合、合格できるのは上位3人です。
宅地建物取引士(通称宅建)が15-17%、司法書士が5%と言われているので、行政書士の難易度は、司法書士より易しく、宅建より難しいと考えてよいと思います。

 

合格に必要な勉強時間

一般的に800-1000時間と言われています。仮に1年間で1000時間勉強時間を確保する場合、1000時間÷360日=2.777…時間となり、1日約3時間勉強する計算になります。

実際は平日と休日で勉強する時間は異なるので一概にはいえませんが、実際、1年間勉強してきた私の感覚からすると、この数字はずれたものではないと思います。

 

試験範囲と合格基準

試験範囲は法令等と一般知識等(合計300点)で構成されます。科目と2018年度の配点は以下です。
法令等(配点244点):憲法行政法民法、商法会社法
一般知識等(配点56点):一般知識等

 

合計基準は、以下3点を全て満たすことでした。
①法令等で122点以上
②一般知識等で24点以上
③試験全体で合計180点以上
つまり、足切りがあるということですね。

いくら合計180点をとったとしても、一般知識等で24点未満だったら不合格ということです。

ちなみに法令等の中でも高い割合を占めるのが行政法民法です。
行政書士は、行政法民法の攻略が不可欠ということになります。

 

まとめ

行政書士試験の合格率は10%程
・難易度は高め
・試験科目は法令と一般知識
行政法民法が合格の鍵
足切りがある

 

行政書士試験は、行政書士試験研究センターにて、過去問が一般公開されています。
問題の難易度はもちろん、科目の順番や科目毎の問題数の確認もできるので、興味のある方は一度覗いてみるとよいでしょう。

どの通学塾にするか


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合格率

まず通学塾を選ぶ基準として、合格実績が挙げられると思います。
大手通学塾でいうと、資格の大原、TAC、LEC、伊藤塾、、、
しかし、各校調べていくと、合格者数もしくは合格者数は公表していますが、両方を公表しているところは少ないように感じます。
私は、ある程度の知名度と、毎年コンスタントに合格者を輩出している実績があるならば、どこを選んでも問題ないと思います。

 

金額

次に気になるのは通学金額。初心者用の一年コースだと、18万~20万のところが多いですね。
金額の違いは、 時期によるものと(例:10月スタートは11月スタートに比べて一万円高い)、内容によるもの(例:初心者用コースは経験者用コースに比べて法律入門のテキストと講義がある等)など様々なので自分にあったコースを探してください。

 

立地

通学する以上、自宅から近いに越したことはありません。
夏は暑いので最寄り駅から塾が近いほうがいいでしょう。
また、職場から塾が近いことも大切です。
というのも、多くの塾で、自習室を完備しています。塾がない日も仕事帰りに自習室で勉強できる等メリットがありますよ。

 

塾の雰囲気

塾の候補が絞れたら、体験入学に行きましょう。
体験入学は、塾が開催するイベントに参加してもよいですが、タイミングよくイベントが開催されているとも限りません。
そこでおすすめなのが、講義を受講することです。これも体験入学の一つの形です。
塾によりますが、講義の受講はイベントに比べて随時募集していることが多いです。
講義ではぜひ、講師陣の講義・テキスト(多くの場合、講義範囲分のテキストのコピーがもらえます)はわかりやすいか、教室は集中できる環境か等、自身で体験してきてください。
ちなみに、体験入学に参加すると、パンフレットのほか、入学金の割引券がもらえることがあります。上手く利用しましょう。

 

結果

以上を踏まえて、私は
「資格の大原 行政書士入門合格コース」
にしました。
体験入学で頂いた割引券で少し入学金が安くなった記憶。

 

通学塾を検討する際の参考になれば幸いです。